東京広告協会 白川 忍賞
制定の趣旨
東京広告協会の初代理事長・白川忍氏より贈与された寄付金をもとに、同氏の広告界における卓越した業績を讃えて制定された、広告の発展、向上に広く貢献した業績並びに活動に対する顕彰です。選考結果は、新聞及びWEBサイト上で公表しています。表彰された業績・活動をロール・モデル(見本)とするフォロワー(追随者)を生み出すことを通して、広告の社会的使命が促進されることを目的とした顕彰です。
選考委員会は、東京広告協会理事長を委員長とし、副理事長、専務理事、常務理事、4委員会正副委員長及び外部有識者で構成されており、贈賞は毎年2月に開催される定時総会の席上行われます。
(担当委員会:総務委員会)
第44回「東京広告協会 白川 忍賞」
「東京広告協会 白川 忍賞」受賞者
嶋村 和恵(しまむら かずえ)氏
早稲田大学商学学術院教授
贈賞理由
1995年早稲田大学助教授を経て2001年より現職。専門は広告論。長年大学での広告研究者として、また広告教育を通して優秀な人材を多数輩出している。 2016年度から2021年度まで日本広告学会会長をつとめ、デジタルシフト研究委員会を設けるなど、デジタルマーケティングへの対応を推進、学会の存在価値を高めた。研究及び人材育成の面から広告界全体の発展に寄与した功績は大きい。2022年第10回全広連日本宣伝賞「吉田賞」受賞。著書に「現代広告論[第4版]」(有斐閣)、「新しい広告」(電通)など。
第44回「東京広告協会白川忍賞」ニュースリリース